京都風俗博物館「源氏物語」の世界
今、NHK大河ドラマ「光る君へ」が話題になっています。
4月、
サロンのエンジョイコースでも「源氏物語ー千年の華麗な色ー」と題して
お話させていただきました。
事前に、源氏物語の世界観を知るために京都の風俗博物館に行ってきました。
西本願寺から徒歩5分位のビルの中にありました。(月曜休館)
エレベーターを降りると、
源氏物語「御法(みのり)」の絢爛豪華な場面が目に飛び込んできました。
ミニチュアですが、かなり精巧に再現されていました。
源氏が一番愛した女性・紫の上
孫を抱く・光源氏の白い装束
じっくり時間をかけて見学しました。
こちらは、当時の女房装束(俗称十二単)
「四季のかさね色目に見る平安王朝の美意識」
と題した展示も興味深かったです。
(梅かさね 旧暦11月~2月)
全部で9パターンが展示されていました。
色のお勉強になりました。
当時の女性貴族は、顔を御簾や几帳などで隠していました。
男性貴族は、女性の衣装の袖や裾を垣間見ることで、
女性のセンスや教養を感じて、お手紙を出していました。
なんとも優雅な世界だったのですね。
庶民には考えられないことだったでしょうね・・・・・。
サロンの生徒様も興味を持ってお話しを聞いてくださいました。
ありがとうございました。