5月29日(小雨)
-「
ポートベロー・マーケットでアンティーク探し」-
昨年も小雨の中でのアンティーク探しでした。どうもポートベロー・マーケットには泣き虫天使がいるらしい。相棒のWさんとは朝から別行動。地下鉄に乗ってノッティングヒルゲイト駅で降りると買い物客がぞくぞくと歩いていました。土曜日しか開催しないせいでしょうか。いつきても混雑しています。アンティーク雑貨、ヴィクトリア時代のティーセット、ヴィンテージのインテリアグッズ、古着、デザイナーのアクセサリー・・・・などなど。一日いても飽きません。お仕事で使えそうな銀食器やスージークーパーのティーカップ、ヴィクトリア時代のアンティークレースなどをゲットしました。また、サロンでも披露しますね。お楽しみに。

古着のお店など、若者で賑わっていました。ここは興味がないのでパス。

小雨が降る中、買い物客でごった返しています。
さあ、戦闘開始。Go。

お店の物すべてが純銀でした。輝きが本物。ここで飾りが美しいデザートトングを買いました。ひとめぼれです。
アンティークなので買ったものが何年前に出来たのか調べます。

この本を見れば、製造年月日、純銀マーク、製造地、メーカーがわかります。
お店の方に本までいただいちゃいました。

かわいいマダムのお店です。フランスから英国にお嫁にきたそうです。ポートベロー・マーケットで40年もお店をだしているそうです。お年を伺ったら80才とか。「40年もしてるなんてクレージーでしょう。」とほほ笑むお顔は輝いて見えました。ここではヴィクトリア時代のティースプーンセットとポット敷きを買いました。少しオマケしてくれました。

記念にツーショット。ああどうしょう。自分で撮ったのでこんなにアップになっちゃって。マダムは80歳??しわもなくお綺麗でした。

アンティークマイセンのお店にも立ち寄りました。素晴らしいお品がずらーり。目の保養に。

あっ、柿右衛門のお皿が。いえいえ、これは、マイセンが柿右衛門をお手本にして描いたものです。
日本の陶磁器はやっぱり素晴らしいです。なんか誇らしくなってきました。

スージークーパー(英国の女性陶磁器作家)のティーカップが売っていました。
6客セットではないのが惜しいですが・・・・・。可愛いので買ってきました。真ん中のパロットチューリップの模様です。右は色も鮮やかなティーカップでした。珍しいので、これも買ってきたらよかったと後悔しています。このお店のオーナーは日本人でしたので色々お話できました。ビクトリア時代のアンティークレースも買いました。白が綺麗なので驚いていたら、お洗濯の仕方まで教えてくれました。日本語が通じて良かった。当り前か。英国人のご主人も出てきてお菓子までいただきました。楽しいひとときでした。

駅まで帰る途中に見たお家は、薔薇が咲いていました。雨に打たれて少し寒そうでした。

お洒落な制服のお巡りさん二人。右の方は女性ですね。笑顔が素敵でした。左にあるゴミ箱のデザインもアンティークぽくないですか?

ロンドンの地下鉄です。車体もトンネルのように半円形になっています。車内が狭いはずだ。帰りの駅で出口が分からなくなって困っていました。高校生らしき男の子と両親がいました。男の子に出口を尋ねました。そうしたら、なんと出口まで連れていってくれたんです。やっぱりジェントルマンの国ですね。みなさん親切です。日本も見習わなくちゃ。
大きな買い物袋をさげながらホテルに帰りました。4時半にホテルでWさんと待ち合わせ。Wさんはホテルの近くのお店やデパート巡りをしたそうです。そして、私のためにロンドン三越で別送便の段ボールを買っておいてくれました。これから買う紅茶の量が半端ではないことを知ってくれているからです。ありがとう。おかげでポートベロー・マーケットでゆっくり買い物できました。またまた休憩する間もなく着替えて、次は二人で
アフタヌーンティーをいただきます。どんなホテルで、どんなアフタヌーンティーだったでしょうか?お楽しみに。・・つづく。